部長
林 大海(はやし おおみ)
専門領域
- 形成外科
資格等
- 日本形成外科学会専門医
- 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医
- 乳房再建用エキスパンダー/インプラント基準医師(日本乳房恩顧プラスティックサージャリ―学会)
- がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
初診の方は、おかかりの医療機関の紹介状と受診日の事前予約が必要となります。
(産科(12週まで)を除きます)
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形成外科とは、先天的あるいは後天的な身体外表の形・色の変化、すなわち醜状を対象とし、外科手技によって機能はもとより形態解剖学的に正常にすることを手段として、個人を社会に適応させることを目的とするものです。 形成外科で扱う疾患は以下のように大きくわけられます。
当院は救命救急センターを持つ地域の病院として皮膚軟部組織損傷、顔面骨骨折、いわゆる「けが」をはじめとして、皮膚軟部腫瘍(「できもの」)、母斑(「ほくろ」、「黒あざ」)、口唇裂・口蓋裂、小耳症などの耳介変形、多合指症などの先天的疾患、熱傷(「やけど」)、および熱傷や外傷による瘢痕(「傷あと」)、腫瘍切除や外傷による変形に対する再建外科(乳房再建、顔面頭頚部再建、手指の再建など)、腋臭症(「わきが」)、陥没乳頭など、体表のほとんどすべての機能的・審美的障害を治療の対象としています。眼瞼下垂、睫毛内反(「逆さまつげ」)など眼瞼(「まぶた」)の治療も行っています。
口唇裂・口蓋裂については産科、小児科、特殊歯科・口腔外科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科と協力して集学的な治療を行います。また乳腺外科と協力して一期的乳房再建手術を行います。
形成外科は東京医科歯科大学形成外科の関連病院です。
形成外科外来手術室
部長
林 大海(はやし おおみ)
専門領域
資格等
役職・氏名 | 専門領域 | 資格等 |
---|---|---|
医師 鈴木 はるか (すずき はるか) |
| |
医師 末岡 大輔 (すえおか だいすけ) |
|
新患総数 | 965名 |
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手術件数 入院 | 129件 |
手術件数 外来 | 362件 |
外傷 | 52件 |
先天異常 | 9件 |
腫瘍 | 330件 |
瘢痕、瘢痕拘縮・ケロイド | 7件 |
難治性潰瘍 | 5件 |
炎症・変性疾患 | 15件 |
美容(手術) | - |
その他 | 64件 |
レーザー治療 | 9件 |
形成外科で手術を行う疾患で多いものの一部で、統計的観察を行いました。
*2020年は、コロナウイルス蔓延に伴い手術制限がありました。
過去3年間の乳房再建手術件数は以下の通りです。
※2019年は7月にエキスパンダー/インプラントが自主回収され、その後は人工物による乳房再建術を行えませんでした。
エキスパンダー | インプラント | 自家組織 | |
---|---|---|---|
2018年 | 22 | 4 | 1 |
2019年 | 11 | 12 | 1 |
2020年 | 4 | 10 | 1 |
過去3年間に皮膚悪性腫瘍と考えられ皮膚腫瘍切除術を行ったもの、また生検で皮膚悪性腫瘍(皮膚付属器悪性腫瘍を除く)と診断し手術を行った件数は以下の通りです。
基底細胞癌 | 有棘細胞癌 | ボーエン病 | 日光角化症 | |
---|---|---|---|---|
2018年 | 9 | 2 | 3 | 0 |
2019年 | 12 | 3 | 6 | 1 |
2020年 | 11 | 3 | 3 | 1 |
これらはいずれも術後病理組織学的検索を行い、原発巣で取り残しがあり、再切除を要したのは2019年の有棘細胞癌1例でした。
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